SB48:ブース出展・サイドイベント開催

国連気候変動枠組条約(UNFCCC)第48回補助機関会合(SB48)
ブース出展・サイドイベント開催について

ブース出展

2018年4月30日~5月17日、ドイツ・ボンにおいて、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)第48回補助機関会合(SB48)が開催されました。

 

(一社)海外環境協力センター(OECC)は5月1日~5月10日までSB48会場内に展示ブースを出展し、JCMに係る各種資料を展示・配布するとともに来場者に対する情報提供を行いました。

 

SB48では、各国関係者、研究機関、民間事業者と来訪者のバックグラウンドは様々でした。特に政府機関の方々の来訪が目立ち、日本の施策に関する質問が多く寄せられました。

 

配布データはUNFCCCウェブサイト(英文)からダウンロードできます。

 

 

サイドイベント
「途上国における気候変動ファイナンスの活用のためのキャパシティ・ビルディング」

環境省、(一社)海外環境協力センター(OECC)、アジア工科大学院(AIT)はSB48サイドイベントとして、「途上国における気候変動ファイナンスの活用のためのキャパシティ・ビルディング(Empowering Developing Countries to Gain Access to Climate Finance through Capacity Building)」を開催しました。

 

本サイドイベントは、緑の気候基金(GCF)理事による挨拶ではじまりました。プレゼンテーション・セッションでは、AITによる途上国でのキャパシティビルティング実施についての発表ののち、モンゴル及びパプアニューギニアにおけるキャパシティ・ビルディングの具体的な取組について発表がありました。続いて、OECCからはJCM事業をどのように支援してきたかについて、また、ベトナムにおけるJCM事業の水平展開事例について発表しました。最後は、OECCで支援を行ったモンゴルにおけるJCMモデル事業について、日本側、モンゴル側それぞれの事業者の代表取締役による当該事業の紹介で締めくくりました。パネルディスカッション・セッションでは、プロジェクトを持続可能なものにし、更なる投資を促す方策について、OECCがモデレーターとなって議論をしました。

 

UNFCCCによる動画(英語)はこちらをご覧ください。
Skype – ウェブキャスト

 

 

 

当日は国際的に著名な研究機関や国際機関、政府関係者(中南米、中東、欧州)など多様な層の方々が参加し、質疑応答を通じて双方向型での討議となりました。

 

開催日時

2018年5月8日(火)16:45 – 18:15

 

会場

Room Kaminzimmer, World Conference Center Bonn(ドイツ・ボン)

 

主催

環境省、(一社)海外環境協力センター(OECC)、アジア工科大学院(AIT)

 

サイドイベント議事メモ

サイドイベント開催報告

 

プログラム

サイドイベント・フライヤー(英文)

 

    • 挨拶
  • モデレーター:緑の気候基金(GCF) 理事 Amjad Abdulla 氏
16:45-17:45
  • プレゼンテーション・セッション
17:45-18:10
  • ディスカッション・セッション (質疑応答)
      • ファシリテーター:
      • OECC 研究員 小柳 百合子 氏
      • 討議者:
      • – 日本環境省 国際地球温暖化対策担当参事官 小川 眞佐子 氏
      • – 太平洋諸島フォーラム事務局 経済インフラアドバイザー Scott Hook 氏
      • – モンゴル政府 UNFCCC フォーカル・ポイント Batjargal Zamba 氏
      • – パプアニューギニア 気候変動・開発局
        適応プロジェクトマネージャー/GCFフォーカル・ポイント Jonah Auka 氏
      • – Everyday Farm LLC 代表取締役 Jigjid Rentsendoo 氏