2016年5月18日開催SB44サイドイベント

国連気候変動枠組条約(UNFCCC)第44回補助機関会合(SB44)サイドイベント

 

二国間クレジット制度(JCM)プロジェクト実施に係る進捗と成果
The Joint Crediting Mechanism (JCM): Achievements and current progress of projects implementation

環境省、(一社)海外環境協力センター(OECC)、(公財)地球環境戦略研究機関(IGES)は、5月16日~26日にドイツ・ボンで開催された国連気候変動枠組条約第44回補助機関会合(SB44)のサイドイベントとして、「二国間クレジット制度(JCM)プロジェクト実施に係る進捗と成果(The Joint Crediting Mechanism (JCM): Achievements and current progress of project implementations)」を開催しました。当日は約30名の各国の政府関係者や専門家が参加しました。

 

JCMは国際的な市場メカニズムのひとつとして活発に運用されており、日本とパートナー国(16か国)とが協力して構築、実施してきました。本サイドイベントでは、JCMパートナー国であるベトナム、タイ政府、並びに、JCMへの参加が期待されるフィリピン政府からパネリストを迎え、JCM実施に係る進捗や期待について議論するとともに、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局からは市場メカニズムに係る交渉の最新の状況についての紹介が行われました。

 

開催日時

2016年5月18日(水)13:15~14:45

 

会場

ドイツ連邦共和国美術展示館ラウンジ(ドイツ・ボン)

 

主催

環境省、(一社)海外環境協力センター(OECC)、(公財)地球環境戦略研究機関(IGES)

 

サイドイベント議事メモ

 

プログラム

 

  • イントロダクション
  • ファシリテーター:(一社)海外環境協力センター(OECC) 主席研究員 加藤 真 氏
プレゼンテーション・セッション
13:15-13:45
ディスカッション・セッション
13:45-14:30
  • JCMの進展と将来への展望
  • ファシリテーター:OECC 加藤 真 氏
  • 討議者:
  • – 日本国環境省 鳥居 直樹 氏
  • – ベトナム天然資源環境省 Mr. Pham Van Tan
  • – タイ温室効果ガス管理機構(TGO) Dr. Thanasit Thamsiriroj
  • – フィリピン環境管理局 Mr. Albert Magalang
質疑応答 (14:30 – 14:45)

 

 

ブース出展

OECCはIGESと共催でSB44会場内に展示ブースを出展し、JCMに係る各種資料を展示するとともに来場者に対する情報提供を行いました。来場者からは、JCM初のクレジット発行案件に対して高い関心が寄せられました。

また、会議のペーパーレス運営の試みとして、各展示ブースにtouch-to-collect technologyと呼ばれる電子データのタッチポイントが設置され、当該ツールを用いて電子データにて資料を配布しました。配布データはUNFCCCウェブサイト(英文)からダウンロードできます。

 

出展日時

2016年5月23日(月)~26日(木)(SB44第2週目)

 

会場

Rhine Level (World Conference Center Bonn)