UNFCCC COP26: サイドイベント開催 (11/8、10:30~12:00)

JCM実施によるステークホルダーへの様々なベネフィット

現在、二国間クレジット制度(JCM)は日本と17のパートナー国との二国間協定に基づき実施されており、パートナー国での脱炭素技術の普及とGHG削減を促進しています。

パリ協定6条に基づき、定量化したGHG削減量の一部は日本の削減目標達成に活用されると共に、JCMはパートナー国のNDC実施にも貢献します。また、JCMの実施はGHG削減だけでないコベネフィットを創出し、SDGを含むパートナー国の持続可能な開発にも貢献しています。

本イベントでは、JCM関係機関による調査結果及びパートナー国による最新情報を通じてこのようなJCMの役割やベネフィットを紹介します。また、パネルディスカッションではJCMが創出するベネフィットを拡大していくための方策や展望について議論を行います。

 

開催日時

2021年11月8日(月)10:30 – 12:00(日本時間:19:30 – 21:00)

 

会場

COP26会場内 ジャパンパビリオン

 

主催

日本環境省、(一社)海外環境協力センター(OECC)

 

プログラム

10:30-10:35
  • 開会挨拶
  • モデレーター:Mr. Makoto Kato 海外環境協力センター(OECC) 理事/主席研究員
10:35-11:30 プレゼンテーション・セッション
JCM促進に向けて
Ms. Eri Matsumoto 日本環境省 資料
JCMが創出する様々なベネフィット
Mr. Wataru Tohze 海外環境協力センター(OECC) 研究員 資料
パリ協定6条協力的アプローチ:JCMとSDGsの関連性
Ms. Temuulen Murun, Institute for Global Environmental Strategies (IGES) 資料
JCM設備補助事業によるコベネフィットとジェンダーガイドライン導入
Ms. Masami Ishihara, Global Environment Centre Foundation (GEC)  資料
モンゴルにおけるJCMの実施状況とベネフィット
Dr. Batjargal Zamba, モンゴル環境・観光省 資料
JCM事業によるコベネフィット
Ms. Pham Thi Tra My ベトナム天然資源・環境省 資料
チリにおける気候野心とJCMの貢献
Mr. Felipe Andres チリ環境省 資料
11:30-12:00 パネルディスカッション及び質疑応答 資料
12:00 閉会

 

上記セミナーの様子を記録した動画はこちらからご覧ください。

 

サイドイベント報告

IISD ENB+ Side Event Coverage(IISDウェブサイト・英語)

 

オンライン展示ブース

COP26のUNFCCC公式展示スペースはオンライン上に設置されます。
OECCでは、JCMに関する動画、写真、資料を掲載したバーチャル展示を行いました。