お知らせ
Carbon Expo 2013:ブース出展等結果報告
Carbon Expo 2013
ブース出展等結果報告
2013年5月29日~31日、スペイン・バルセロナにてCarbon Expo 2013(主催: 国際排出量取引協会(IETA)、世界銀行、Fira Barcelona)が開催されました。(一社)海外環境協力センター(OECC)は、Carbon Expo会場内に展示ブースの出展を行い、日本政府による二国間メカニズム(JCM/BOCM)の紹介を始め、途上国でのGHG排出削減の取組に関する支援等について、各種資料を配布したり、説明を行う等して、来場者に対し、情報提供を行いました。
Carbon Expoイベント開催期間中、OECCの展示ブースには150名近い来場者(プロジェクト事業者、コンサルタント、検証・認証機関、各国政府機関、国際機関、学術・研究機関、メディアの各関係者等)が訪れ、JCM/BOCMに対する要望や最新の動向に関する質問、制度設計への疑問、今後の予定等、様々な意見や質問が寄せられ、多くの関係者からJCM/BOCMに対する高い関心が示されました。
Carbon Expo 2013 ウェブサイト:www.carbonexpo.com/
来場者からの質問・意見概要
日本政府によるJCMに関する事項
- – JCMの最新動向について
- – 途上国(インド、中国、トルコ、エジプト、ケニア、ガーナ、モロッコ、アルゼンチン、チリ、東欧地域、他)でのJCM実施可能性、JCMに関する交渉状況について
- – JCMクレジットの取引や他の市場との互換性について
- – JCMとCDMの違いについて
- – JCMプロジェクトに参画する第3者機関(検証機関)について
- – JCMの方法論や対象となるプロジェクトの種類
- – JCM実施にあたっての日本側からの支援内容、予算額について
- – JCMの今後の動向について、取引可能(tradable)なクレジット制度への移行時期について
その他に関する事項
- – 日本の国内排出量取引市場について
- – 日本の企業によるクレジット購入の状況について
- – REDD+に対する日本の立場や取組について