COP18:ブース出展等結果報告

国連気候変動枠組条約第18回締約国会議(COP18)・京都議定書第8回締約国会合(COP/MOP8)

ブース出展・サイドイベント傍聴報告

海外環境協力センター(OECC)は、2012年11月26日~12月7日にカタール・ドーハで開催された国連気候変動枠組条約第18回締約国会議(COP18)・京都議定書第8回締約国会合(COP/MOP8)にてブースの出展およびサイドイベントの傍聴を行いました。

 

ブース出展報告

海外環境協力センター(OECC)はCOP18開催期間中、会場内でブースの出展を行い、日本政府による二国間オフセット・クレジット制度や日本国内におけるカーボン・オフセットの取組、NAMA策定及びMRV実施等に係る人材育成等事業等に関する情報提供・紹介を行いました。各国政府関係者を中心に、民間事業者、コンサルタント、メディア関係者、学術・研究機関関係者、NGO関係者等の多数の来場者に対して説明・紹介を行うとともに、意見交換を行いました。

 

来場者からの質問・意見概要

日本政府による二国間オフセットクレジット制度(JCM/BOCM)に関する事項

  • ・JCM/BOCM制度に関する日本政府内での検討状況
  • ・JCM/BOCM実施のための各国政府間交渉の進捗状況
  • ・JCM/BOCM実施国の拡大可能性について(小島嶼諸国、中東、アフリカ地域等でもFSやキャパビルを進めて欲しい)
  • ・JCM/BOCM方法論の内容、検討・作成状況
  • ・民間事業者がJCM/BOCM制度に参画する方法

 

日本国内における国内カーボン・オフセットに関する事項

  • ・日本の国内政策におけるオフセット制度、J-VER制度の位置付け
  • ・日本の国内制度とJCM/BOCMとの関係
  • ・自国(途上国)における類似制度導入に係る支援の可能性
  • ・全般的な日本国内におけるオフセット関連制度の状況について(認知度、登録件数等)

 

その他の事項

  • ・自国(途上国)の気候変動対策及び環境政策全般に係る支援の可能性
  • ・日本国内におけるMRVの仕組み

 

 

サイドイベント傍聴報告

COP18期間中に開催され、傍聴を行ったサイドイベントの傍聴報告を以下掲載します。

 

開催日時 タイトル 主催
2012年11月26日
13:15-14:45
UNFCCC事務局
2012年11月27日
13:15-14:45
UNFCCC事務局
2012年11月27日
16:45-18:15
テキサス大学オースチン校、炭素回収貯留協会(CCSA)
2012年11月28日
13:00-14:00
UNFCCC事務局
2012年11月28日
18:30-20:00
IPCC
2012年11月29日
09:00-17:00
英国交通研究所(TRL)
2012年11月30日
11:30-13:00
国立環境研究所(NIES)、マレーシア工科大学(UTM)
2012年11月30日
13:00-14:00
中国国家発展改革委員会(NDRC)
2012年12月3日
13:15-14:45
北欧閣僚理事会、北欧環境金融公社(NEFCO)
2012年12月3日
15:00-16:30
ハーバード大学、IETA、Enel基金
2012年12月3日
18:30-20:00
オランダエネルギー研究財団(ECN)、チューリッヒ工科大学
2012年12月3日
20:15-21:45
マイクライメイト、ゴールドスタンダード事務局、リヒテンシュタイン政府/CARLO基金
2012年12月4日
13:15-14:45
国際エネルギー機関(IEA)
2012年12月5日
13:15-14:45
NAMAパートナーシップ
2012年12月6日
16:45-18:15
ケニア政府、IISD
2012年12月7日
13:15-14:45
イェール大学

 

サイドイベント開催報告