COP18/CMP8サイドイベント「ベトナム:気候変動問題に対する政策展開、資金メカニズム、技術移転」(ベトナム政府・日本国環境省・JICA・GEC・OECC共催、カタール・ドーハ)

2012年11月26日

国連気候変動枠組条約第18回締約国会議(COP18)・京都議定書第8回締約国会合(COP/MOP8)サイドイベント

ベトナム:気候変動問題に対する政策展開、資金メカニズム、技術移転
Viet Nam: Policy development, financial and technology transfer to respond Climate Change

 

海外環境協力センター(OECC)は、ベトナム政府、日本国環境省、国際協力機構(JICA)、(公財)地球環境センター(GEC)と共同で、2012年11月26日にカタール・ドーハにて、国連気候変動枠組条約第18回締約国会議(COP18)・京都議定書第8回締約国会合(COP/MOP8)サイドイベント、「ベトナム:気候変動問題に対する政策展開、資金メカニズム、技術移転(Viet Nam: Policy development, financial mechanism, technology transfer to respond to climate change)」を開催しました。

 

本サイドイベントでは、日本をはじめ国際社会からの支援を受けたベトナムの気候変動問題への取組、特にベトナムの「気候変動対策にかかる国家目標プログラム(NTP-RCC)」や「気候変動対策支援プログラム/気候変動対策プログラムローン(SP-RCC)」、測定・報告・検証(MRV)可能な途上国による適切な緩和行動(NAMAs)の策定と促進メカニズム(廃棄物・交通・省エネセクターのNAMA、二国間オフセット・クレジット制度(JCM/BOCM))等について取り上げ、これらのベトナムの取組を支援する日本の支援策についても紹介を行いました。

 

当日は80名以上の各国の政府関係者や専門家等が参加し、活発な議論が行われました。参加者より、NAMAsのMRVについて、プロジェクトレベルでしっかりとしたMRVの取組を行い、政策レベルのMRV(レビュー)を行うプロセスは非常に興味深い、ベトナムのNAMAs/MRVについて、他国の取組をどのような形で参考としているか、NAMAs策定における既存の取組の位置付け、JCMとCDMの違い等についてのコメントや質問が挙げられ、ベトナムの取組及び日本の支援策について高い関心が寄せられました。

 

開催日時

2012年11月26日(月)13:15~14:45

 

会場

Side Event Room 7, カタール国立コンベンションセンター(カタール・ドーハ)

 

主催

ベトナム政府、日本国環境省、国際協力機構(JICA)、(公財)地球環境センター(GEC)、(一社)海外環境協力センター(OECC)

 

サイドイベント議事録

 

プログラム

13:15-13:25
  • 開会挨拶
  • ベトナム天然資源環境省(MONRE) 局長 Tran Thi Minh Ha氏
13:25-13:55
  • ベトナムの気候変動政策
13:55-14:30
  • ベトナムでの途上国による適切な緩和行動(NAMAs)策定へ向けた準備
  • 共同ファシリテーター:
    ベトナム天然資源環境省 Pham Van Tan氏、日本国環境省 地球環境審議官 谷津龍太郎氏
14:30-14:40
  • 質疑応答
14:40-14:45
  • 閉会挨拶
  • ベトナム天然資源環境省(MONRE) 局長 Tran Thi Minh Ha氏
    日本国環境省 地球環境審議官 谷津龍太郎氏