気候変動枠組条約(UNFCCC)第36回補助機関会合(SB36)サイドイベント『二国間オフセット・クレジット制度の(BOCM)構築に向けて~NAMA実施支援のための活用~』(環境省、GEC、IGES、OECC主催、ドイツ・ボン)

2012年05月17日

気候変動枠組条約(UNFCCC)第36回補助機関会合(SB36)サイドイベント

二国間オフセット・クレジット制度の(BOCM)構築に向けて
~NAMA実施支援のための活用~
Toward the Establishment of the Bilateral Offset Credit Mechanism (BOCM) – Utilisation to Support the NAMA Implementation

 

環境省(MOEJ)、地球環境センター(GEC)、地球環境戦略研究機関(IGES)および海外環境協力センター(OECC)は、ドイツ・ボンにて開催される第36回UNFCCC補助機関会合(SB36)のサイドイベントとして、「二国間オフセット・クレジット制度(BOCM)の構築に向けて~NAMA実施支援のための活用~(Toward the Establishment of the Bilateral Offset Credit Mechanism (BOCM) – Utilisation to Support the NAMA Implementation)」を5月17日に開催しました。

 

気候変動問題に対処するため、世界の国々では温室効果ガスの排出削減努力が求められています。途上国では、温室効果ガス排出削減に向けて「国家緩和行動」(NAMA)の実施へ向けた取組が進められています。日本は優れたクリーンな技術・製品・インフラ等を有しており、低炭素技術等を通じた温室効果ガス排出削減を目指す「二国間オフセット・クレジット制度(BOCM)」を提案しています。

 

このような背景に鑑み、本サイドイベントにおいては、環境省によるBOCMの紹介とその実現に向けての日本の活動事例、ラオスやモンゴルにおけるNAMAへの取組、GECによるMRV事例研究や事業可能性調査(FS)、IGESによるMRV方法論におけるキャパシティ・ビルディング、OECCによるNAMA・BOCMに関する情報発信についてそれぞれ紹介しました。開発途上国において進展している緩和対策とそれを支援する日本の支援について最新の動向を紹介しました。

 

開催日時

2012年5月17日(木)18:15~19:45

 

会場

ドイツ・ボン、運輸省・Room METRO

主催

環境省、(公財)地球環境センター、(公財)地球環境戦略研究機関、(一社)海外環境協力センター

 

プログラム

18:15-18:30
18:30-18:45
18:45-19:00
19:00-19:10
19:10-19:20
19:20-19:30
19:30-19:45 質疑応答

司会:地球環境センター 白石賢司氏