Carbon Expo 2012:ブース出展等結果報告

Carbon Expo 2012

ブース出展等結果報告

2012年5月30日~6月1日、ドイツ・ケルンにおいて開催されたCarbon Expo 2012においてブース出展し、日本政府による二国間メカニズムの紹介、日本国内におけるカーボン・オフセットの取り組みについて情報提供・紹介を行いました。3日間で合計約200人の来場者に対して説明・紹介を行うとともに、意見交換を行いました。

 

来場者からの質問・意見概要

日本政府による二国間オフセットクレジットメカニズム(BOCM)に関する事項

  • ・BOCM制度の日本政府内での検討状況
  • ・BOCM実施のための政府間交渉の進捗状況
  • ・BOCMクレジットの予想取引価格、他マーケットとのクレジットの互換性、想定しているクレジットの買い手、クレジット発行見込量
  • ・BOCMとCDMの違いについて
  • ・BOCM方法論の内容、検討・作成状況
  • ・BOCMにおいて対象となるプロジェクト種類
  • ・検証活動に従事する組織・機関の候補について
  • ・ホスト国や第三国の事業者がBOCMの事業に参加する可能性
  • ・BOCMのフィージビリティ・スタディ(FS)後のプロジェクト登録手続や日本政府の支援プログラムの有無
  • ・BOCMのレジストリシステムの様態について
  • ・BOCMが確立された後、日本政府が購入するCDM(CER)とBOCMのクレジットの比率について
  • ・アフリカや中米、小島嶼諸国等でもFSやキャパビルを進めて欲しい

 

日本国内における国内カーボン・オフセットに関する事項

  • ・カーボン・オフセット制度(オフセット認証、ニュートラル認証)及びJ-VER制度の基本的な構造についての質問
  • ・市場規模、クレジット価格動向
  • ・日本の国内制度とBOCMとの関係
  • ・国内の類似制度との関係(国内クレジット制度、JVETS等)
  • ・J-VER方法論の種類
  • ・J-VER制度実施規則の英文版配布希望
  • ・J-VERの森林方法論の考え方
  • ・日本の国内政策におけるオフセット制度、J-VER制度の位置づけ
  • ・クレジット制度の今後(J-VER制度と国内クレジット制度の統合後はどうなるのか)
  • ・オフセット制度、J-VER制度における検証機関の役割、関与の状況