2016年11月9日開催 COP22 UNFCCC公式サイドイベント

国連気候変動枠組条約(UNFCCC)第22回締約国会議(COP22)UNFCCC公式サイドイベント

アジアの低炭素化の促進:国及び地域による気候変動計画と市場メカニズムに関する経験
Promoting Low Carbon Asia: National and Local Experience on planning and market mechanisms

環境省、国立環境研究所(NIES)、マレーシア工科大学(UTM)、海外環境協力センター(OECC)は、11月7日~18日にモロッコ・マラケシュで開催された国連気候変動枠組条約第22回締約国会議(COP22)のUNFCCC公式サイドイベントとして、「アジアの低炭素化を促進する:国及び地域による気候変動計画と市場メカニズムに関する経験(Promoting Low Carbon Asia: National and Local Experience on planning and market mechanisms)」を開催しました。当日は約60名の各国の政府関係者や専門家が参加しました。
パリ協定後、国家レベルによるNDC等の策定が進む一方で、都市レベルでも低炭素都市構築のための計画づくりが進んできています。本サイドイベントでは、こうした流れを把握しつつ、都市レベルでの取組に焦点を当て、特に日本のJCM都市間連携、国立環境研究所等を中心としたアジア太平洋統合評価モデル(AIM)等を用いた計画づくりなどの実例が紹介されました。また、パネルディスカッションでは、今後のさらなる低炭素化、あるいは脱炭素化に向けた動きを加速化するための方策について議論が行われました。

 

UNFCCC Climate Change Studioによる動画(英語)はこちらをご覧ください。

YouTube – UNFCCC Climate Change Studio Channel(イベントタイトルは変更となりました。)

 

開催日時

2016年11月9日(水)11:30~13:00

 

会場

Blue zone, Area E, Bering

 

主催

環境省、国立環境研究所(NIES)、マレーシア工科大学(UTM)、海外環境協力センター(OECC)

 

サイドイベント議事メモ

サイドイベント開催報告

 

プログラム

サイドイベント・フライヤー(英文)

 

  • イントロダクション
  • ファシリテーター:国立環境研究所 藤野 純一 氏
開会挨拶
11:30–11:35
  • マレーシア工科大学(UTM) Ho Chin Siong 氏
  • 日本国環境省 水谷 好洋 氏
プレゼンテーション・セッション
11:35–11:45
11:45–12:15
アジアにおけるケーススタディ
12:15–12:35
パネルディスカッション
12:35–13:00
  • 討議者:
  • – マレーシア工科大学(UTM) Ho Chin Siong 氏
  • – ベトナム天然資源環境省  Nguyen Van Huy 氏
  • – イスカンダール地域開発庁(IRDA) Boyd Joeman 氏
  • – 世界資源研究所(WRI) Ranping Song 氏

 

 

ブース出展

OECCはCOP22会場Blue zone内に展示ブースを出展し、JCMに係る各種資料を展示するとともに来場者に対する情報提供を行いました。また、各国のJCMプロジェクトをビデオスライドショーにより紹介しました。来場者からは、JCMの進展やプロジェクトの実施状況などに対して高い関心が寄せられました。
また、前回ドイツ・ボンで開催されたSB44から、会議のペーパーレス化を促進するため、touch-to-collect technologyと呼ばれる技術が導入されています。各展示ブースに電子データのタッチポイントが設置され、当該ツールを用いて電子データにて資料を配布しました。配布データはUNFCCCウェブサイト(英文)からダウンロードできます。

 

日程

2016年11月7日(月)~12日(土)(COP22第1週目)

 

場所

COP22 Blue zone, Area E, 27D