2015年6月6日開催SB42サイドイベント
国連気候変動枠組条約(UNFCCC)第42回補助機関会合(SB42)サイドイベント開催報告
二国間クレジット制度(JCM)プロジェクト実施に係る進捗
The Joint Crediting Mechanism (JCM):Results and current progress of project implementations
環境省、(公財)地球環境センター(GEC)及び(一社)海外環境協力センター(OECC)は、 2015 年 6 月 1 日~11 日にドイツ・ボンで開催される国連気候変動枠組条約第42回補助機関会合(SB42)のサイドイベントとして、「二国間クレジット制度(JCM)プロジェクト実施に係る進捗(The Joint Crediting Mechanism (JCM):Results and current progress of project implementation)」を開催しました。
当日は約40名の各国の政府関係者や専門家が参加しました。
JCMは、COP18における決定事項に基づく「様々なアプローチ(various approaches)」のひとつとして日本と相手国とが共同で開発、実施しています。本サイドイベントでは、JCM パートナー国よりインドネシア、パラオ、ベトナム政府、並びに、JCMへの参加が期待されるタイ政府からパネリストを迎え、JCM実施に係る進捗や期待について議論するとともに、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局からは市場メカニズムに係る交渉の最新の状況についての紹介が行われました。
開催日時
2015年6月6日(土)11:30~13:00
会場
Bonn II (40)(World Conference Center Bonn)
主催
環境省、公益財団法人地球環境センター(GEC)、一般社団法人海外環境協力センター(OECC)
サイドイベント議事メモ
プログラム
- サイドイベント・フライヤー(英文)
イントロダクション
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プレゼンテーション・セッション | |
11:30-11:45 |
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ディスカッション・セッション | |
11:45-12:45 |
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質疑応答 (12:45 – 13:00) |
ブース出展
OECCはGECと共催でSB42会場内に展示ブースを出展し、JCMに係る各種資料を配布するとともに来場者に対する情報提供を行いました。
GEC/OECCの展示ブースには約100名の政府関係者や専門家が来訪し、JCMに対する要望、最新の動向、制度設計、JCMに参加するための要件等に関する様々な意見や質問が寄せられ、多くの関係者がJCMに対して高い関心を持っていることが伺われました。
来場者との主な意見交換の概要は以下のとおりです。
- – JCMの概要及び最新動向について
- – JCMの国際交渉における位置づけ及び発生するクレジットの用途について
- – JCMに参加するための手続きについて
- – JCMの方法論や対象となるプロジェクトの種類について
- – JCM登録プロジェクト及びシーズの詳細について
- – JCMの今後の動向について