お知らせ

2013年6月7日開催SB38サイドイベント

国連気候変動枠組条約第38回補助機関会合（SB38）サイドイベント

「アジア地域におけるNAMA/MRV策定に係る能力開発事業の結果報告
～NAMA策定ガイドブック案の発表～」

 

海外環境協力センター（OECC）は環境省と共催で、2013年6月7日にドイツ・ボンで開催された国連気候変動枠組条約第38回補助機関会合（SB38）のサイドイベントとして、「アジア地域におけるNAMA/MRV策定に係る能力開発事業の結果報告～NAMA策定ガイドブック案の発表～」を開催しました。

 

本イベントでは、環境省事業「途上国におけるNAMA策定及びMRV実施等に係る人材育成等事業」におけるNAMA策定に向けたアジア諸国での実施活動に関する進捗を報告するとともに、相手国政府（ベトナム、モンゴル、カンボジア、ラオス）のカウンターパート関係機関の代表を招待したパネルディスカッションでは、本事業を通じて得られた成果や今後の協力の在り方について議論を行いました。また現在、日本国内の関係者及びアジア諸国のパートナーとの間で作成を進めている「NAMA策定ガイドブック（案）」についても紹介を行いました。

 

当日は50名以上の各国の政府関係者や専門家が参加し、NAMAにおけるMRVの考え方やNAMAガイドブック作成における連携の在り方などについて活発な議論が行われました。また、モンゴル、ベトナム、ラオス政府のパネリストからは、NAMAを実施するための様々なスキームの中で、JCMは資金や技術移転を促進する重要なオプションであり、日本との協力を積極的に進めたいとの発言がありました。

 

開催日時

2013年6月7日（金）18:30～20:00

 

会場

Wind – Ministry of Environment（ドイツ・ボン）

 

主催

日本国環境省、（一社）海外環境協力センター（OECC）

 

サイドイベント報告書

 

プログラム

18:30-18:35
  • 開会挨拶
  • 新田 晃 氏（日本国環境省）
パート1：アジアにおける日本のGHG削減活動支援に関する取り組み
18:35-19:05
パート2：パネルディスカッション「NAMA策定及びMRV実施等に係る人材育成等事業を通じた知見の共有」
ファシリテーター：小河原 二郎 氏 (OECC)
19:05-19:35
  • パネリスト：
  • – Mr. Uy Kamal (Ministry of Environment/MOE, Cambodia)
  • – Mr. Syamphone Sengchandala (Ministry of Natural Resources and Environment/MONRE, Lao PDR)
  • – Dr. Damdin Dagvadorj (Ministry of Environment and Green Development/MEGD Mongolia)
  • – Dr. Nguyen Khac Hieu (Ministry on Natural Resources and the Environment/MONRE, Vietnam)
  • – 田村 堅太郎 氏(地球環境戦略研究機関／IGES)
パート3：これまでの取組と今後の展開
19:35-19:45
19:45-19:55 質疑応答
19:55-20:00 閉幕