UNFCCC COP27: サイドイベント開催 (11/8、10:30 - 12:00)

JCM実施の促進及び拡大

現在、二国間クレジット制度(JCM)は日本と24のパートナー国との二国間協定に基づき実施されており、パートナー国での脱炭素技術の普及とGHG削減を促進しています。現在のJCMパートナー国は、モンゴル、バングラデシュ、エチオピア、ケニア、モルディブ、ベトナム、ラオス、インドネシア、コスタリカ、パラオ、カンボジア、メキシコ、サウジアラビア、チリ、ミャンマー、タイ、フィリピン、セネガル、チュニジア、アゼルバイジャン、モルドバ、ジョージア、スリランカ、ウズベキスタンの24か国です。

パリ協定6条に基づき、定量化したGHG削減量の一部は日本の削減目標達成に活用されると共に、JCMはパートナー国のNDC実施にも貢献します。また、JCMの実施はGHG削減だけでないコベネフィットを創出し、SDGsを含むパートナー国の持続可能な開発にも貢献しています。

本イベントでは、JCMの最新動向及びJCMの実施によるベネフィットとしてNDCへの貢献、SDGsへの貢献などを取り上げ、COP27に参加するステークホルダーのJCMに関する理解を促進します。

 

開催日時

2022年11月8日(火)10:30 – 12:00(日本時間:17:30 – 19:00)

 

会場

COP27会場内 ジャパンパビリオン

 

主催

日本環境省、一般社団法人海外環境協力センター(OECC)

 

 

プログラム

モデレーター:加藤 真 海外環境協力センター(OECC) 理事/主席研究員

10:30-10:35
  • 開会挨拶
  • 竹本 和彦 海外環境協力センター(OECC) 理事長
10:35-11:30 プレゼンテーション・セッション
  • JCMの最新動向
  • 松本 恵里 日本環境省 地球環境局国際脱炭素移行推進・環境インフラ担当参事官室 係長  
  • JCM実施促進と拡大へ向けた重要な要素・取組
  • 藤瀬 航 海外環境協力センター(OECC) 研究員  
  • モンゴルにおけるJCMの進捗
  • Ms. Otgontsetseg L モンゴル環境・観光省  
  • カンボジアにおけるJCMの進捗
  • Dr. Hak Mao カンボジア環境省
  • 廃棄物セクターにおけるGHG排出削減
  • 高橋 元 JFEエンジニアリング株式会社 海外管理部 部長(官民連携推進グループマネージャー)  
11:30-12:00 パネルディスカッション及び質疑応答  
12:00 閉会

 

本サイドイベントのフライヤーは こちらからダウンロードください。

サイドイベントの様子を記録した動画はこちらからご覧ください。

 

サイドイベント報告

IISD ENB+ Side Event Coverage(IISDウェブサイト・英語)

 

関連リンク

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