インドネシア:スマラン市公共交通バスへのCNGとディーゼル混焼設備導入プロジェクト[北酸株式会社]

2019年02月25日

富山市とインドネシアのスマラン市は「低炭素社会実現のための都市間連携」に関する協力協定を締結しています。両市は環境省の「平成29年度低炭素社会実現のための都市間連携事業」を通じてスマラン市での調査を進め、現在富山市内の企業によりJCM設備補助事業では初めてとなる公共交通分野でのプロジェクトが実施されています。

 

スマラン市の交通公社Trans Semarang社が所有する大型バス25台及び中型バス47台の合計72台を対象に、ディーゼルエンジンをCNG利用可能なハイブリッドエンジンへ改造し、使用する燃料転換の実施によって温室効果ガス排出を削減します。

 

1月9日にはスマラン市において本事業の完成セレモニーが執り行われ、プロジェクトを実施する富山市及びインドネシアの企業代表、富山市長、スマラン市長、中部ジャワ州知事などが参加し、現地メディアでも大きく取り上げられました。

関連リンク

  • 燃料転換のための改造が施された大型バス
  • 完成セレモニーの様子
  • ハイブリッドエンジンへの改造作業