COP22:JCMに関するサイドイベント

2016年11月28日

COP22会期中の2週間にわたり、日本による世界全体のCO2排出削減への国際貢献を発信し続け、約1,500名が来場したジャパンパビリオンも、11月18日に最終日を迎えました!有終の美を飾るイベントとして「二国間クレジット制度(JCM)の進捗と成果―パリ協定第6条の下での協力的アプローチ」が開催されました。

 

2011年から毎年COPにおいて、環境省とOECCは、JCMの進捗を報告するサイドイベントを開催してきました。本イベントの目玉は、JCMパートナー国をパネリストに迎えて様々な質問をインタビューする、ライブ感あふれるロング・パネルディスカッション・セッションです!今回はクレジット発行されたインドネシアとモンゴルに加え、カンボジア、チリが参加しました。既に多くのJCMプロジェクトを実施している国、これからJCMの取組を活発化していきたい国、それぞれ状況の異なる国の間で活発な議論や意見交換が行われました。

 

また、COPにおける国際交渉の現状やJCMの位置づけについて理解を深めるため、冒頭に気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局と環境省からプレゼンテーションが行われました。

  • JCMパートナー国の関係者達が、豊富な経験を踏まえた議論を繰り広げました。
  • 最終日にも関わらず会場には約60名の傍聴者が集まり、熱心に議論に聞き入っていました。