SB50でのサイドイベント傍聴報告(2019年6月)
2019年08月20日
炭素市場エクスプレスでは、今年6月の気候変動枠組条約第50回補助機関会合(SB 50)で開催された、市場メカニズムに関するサイドイベント傍聴報告を掲載しています。
1) 野心的な気候変動政策のためのCDM [UNFCCC(CDM理事会)]
トピック:コロンビア及びセネガルの取組、ドイツ連邦環境省によるNitric Acid Climate Action Group (NACAG)、世界銀行によるPilot Auction Facility (PAF)、京都議定書のドーハ改正
2)パリ協定の目標達成のためのカーボン・プライシング導入の検討:経験及び展望[主催:UNFCCC]
トピック:UNFCCCによる「The Collaborative Instruments for Ambitious Climate Action (CI-ACA) Initiative」におけるASEAN、パキスタン、ケベック、セネガル、ラテンアメリカの取組。
3)第6条交渉:市場メカニズムに関する主要な問題の技術的分析 [OECD]
トピック:OECDの気候変動専門家グループによるレポート紹介:パリ協定6条2項のアカウンティング方法、NDCの対象範囲外から創出されるITMOsの使用、CDMプロジェクト及びクレジットのパリ協定6条4項への移行。
4)炭素市場及び気候資金のための東アフリカ・アライアンス [UNFCCC, GIZ]
トピック:ブルンジ、エチオピア、ケニア、ルワンダ、タンザニア、ウガンダが参加する「炭素市場及び気候資金のための東アフリカ・アライアンス」の立ち上げ、西アフリカ・アライアンスの紹介。
関連リンク
詳しい傍聴報告はこちらからご覧いただけます。