【開催案内】パプアニューギニアにおける二国間クレジット制度(JCM)の活用に関するウェビナー
今般、日本国環境省は、2024年1月31日(水)に「パプアニューギニアにおける二国間クレジット制度(JCM)の活用に関するウェビナー」を開催します。
2021年に英国・グラスゴーで開催された第26回気候変動枠組条約締約国会議(COP26)において、パリ協定第6条について大枠が合意されました。市場メカニズムを活用した世界での温室効果ガス排出削減が進展することが期待されます。世界に先駆けてパリ協定に位置付けられる二国間クレジット制度(JCM)(※1)を実施してきた日本としては、これからもさらなるJCMの拡大を通じてネット・ゼロに向けた世界の脱炭素化に貢献していきます。日本国環境省では、JCM設備補助事業、JFJCMを活用し、島嶼国地域を含む途上国への優れた脱炭素技術等の普及を促進しています。
本ウェビナーは、JCMについて、パプアニューギニア・日本の両国の政府関係者及び関係民間事業者等を対象に、気候変動緩和策に対するパプアニューギニアでの課題やニーズを探るとともにJCMの概要や成果を共有し、パプアニューギニアにおけるJCMの活用可能性を探ることを目的としています。
<概要>
日時:2024年1月31日(水)午前9時~午前10時40分(JST)
会場:ウェブ会議システム「Zoom」にてご視聴ください。(ウェビナー視聴登録申し込みにご登録いただいたメールアドレス宛にリンクを送付いたします。)
主催:日本国環境省、気候変動開発庁 (CCDA)
事務局:パシフィックコンサルタンツ株式会社
言語:英語
参加費:無料
<ウェビナー視聴登録申し込み>
こちらからご登録ください。
※パプアニューギニアでの温室効果ガス排出削減プロジェクトにご関心のある企業等関係者様がお知り合いにいらっしゃいましたら、是非、本セミナーについてご紹介いただけますと幸いです。
プログラム
本ウェビナーのプログラムは以下となります。
AGENDA | ||
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Moderator: PACIFIC CONSULTANTS CO., LTD. | ||
Time | Contents | Speaker |
5 min | Opening Remarks | Mr. Hidetomo Tanaka, Second Secretary Embassy of Japan in Papua New Guinea |
5 min | Opening Remarks | Mr. William Lakain, The Acting Manager, Climate Change and Development Authority, Papua New Guinea |
Part I: Information sharing on JCM implementation in the Independent State of Papua New Guinea | ||
10 min | Landscape of Carbon Market Space in Papua New Guinea -in the Context of JCM- | Ms. Gwen Sissiou, General Manager for REDD+ and Mitigation Division, Climate Change and Development Authority, Papua New Guinea |
10 min | Recent Development of the Joint Crediting Mechanism (JCM) | Mr. Goshi Takeshita, Researcher, Office of Director for International Cooperation for Transition to Decarbonization and Sustainable Infrastructure, Global Environmental Bureau, MOE, Japan |
15 min | Financing Programme for JCM Model Projects and JCM Global Match | Ms. Masami Ishihara, Senior Manager, Financing Programme Group, Tokyo Office, Global Environment Centre Foundation (GEC) |
5 min | JCM Support Programme by JFJCM | Mr. Tatsuya Yanase, Environment and Climate Change Specialist / JFJCM Fund Manager, Climate Change, Resilience, and Environment Cluster, Climate Change and Sustainable Development Department, Asian Development Bank (ADB) |
Part II: Experience sharing on JCM project formation and implementation | ||
15 min | Potential JCM projects in Papua New Guinea | Mr. Hideki Noda, Senior Manager, Overseas Business Development Division, Sharp Energy Solutions Corporation |
15 min | Key Points for Utilizing Financing Programme for JCM Model Project | Mr. Satoru Tango, Principal Consultant, Project Management and Engineering Dept., Global Company, Pacific Consultants Co., Ltd. |
15 min | Q & A Session | ― |
5 min | Closing Remarks | Mr. Kentaro Takahashi, Assistant Director, Office of Director for International Cooperation for Transition to Decarbonization and Sustainable Infrastructure, Global Environmental Bureau, MOE, Japan |
備考:
- * アジェンダは、社内外の協議の結果、変更される場合があります。
- * 事務局では、情報セキュリティの観点から、参加者の連絡先を開示することはできません。
- * 参加登録は、氏名、所属・役職、電話番号、JCM融資スキームに関するご質問・ご要望等を、指定のオンライン・プラットフォームから送信してください。
- * 日本企業とのビジネスマッチングを希望される場合は、事務局にて承ります。ご希望をご記入ください。登録フォームのNO. 7のビジネスマッチング希望に「はい」をクリックしてください。
- * 登録締切:2024年1月31日9:00
◆JCM設備補助事業を活用して低炭素・脱炭素技術導入を検討中の企業と、関連技術を提供できる企業との個別面談を設定することが可能なオンライン・プラットフォーム「JCM Global Match」もございますので、是非ご利用ください。
※1 JCM(Joint Crediting Mechanism)とは、温室効果ガスの世界的な排出削減・吸収に貢献するため、途上国等の状況に対応した優れた脱炭素技術を導入することにより途上国等と協力して温室効果ガスの削減に取り組み、日本の排出削減目標の達成にも活用する制度であり、パリ協定第6条に位置づけられる市場メカニズムの一つです。日本はこれまで28か国との間でJCMの二国間文書に署名しています。概要はこちらをご覧ください。
お問い合わせ先:
JCMウェビナー事務局
Email:JCM_pckk@tk.pacific.co.jp