記事掲載:二国間クレジット制度を通じたSDGs達成への貢献と気候変動対策の推進(IISD Knowledge Hub)
2021年6月1日
二国間クレジット制度(JCM)を通じたSDGs達成への貢献及び気候変動対策の推進について紹介する記事がIISD SDG Knowledge Hubに掲載されました。
本記事では、JCMの概要について説明するとともに、気候変動対策としての機能だけでなく、同制度を活用した事業を通じたパートナー国の持続可能な社会に貢献するコベネフィットを創出の一面を、SDGs達成への貢献の観点から述べています。
また、2020年に立ち上げられたJCMグローバルパートナーシップを始め、同制度のより一層の取組による気候変動対策の推進、及びSDGs達成への貢献を促進する活動について述べています。
概要は以下の通りとなります。
- 日本の二国間クレジット制度は、2013年の発足以来、持続可能な開発促進に貢献しながら、パートナー国での緩和行動の実施を可能にする脱炭素化技術、製品、システム、サービス、及びインフラストラクチャの普及を通じ、パートナー国における排出量削減の支援を行ってきた。
- JCMプロジェクトは、気候変動対策の促進に加え、SDG領域全体で様々なコベネフィットを生み出し、持続可能な社会の計画実現を支援する。
- JCMとSDGsの相互関係をより理解することにより、JCMプロジェクト実施を通じたSDGs達成とパリ協定の目標達成に向けた制度のさらなる貢献を加速させることが可能となる。
関連リンク
当該記事は、以下のリンクよりご覧いただけます。
Advancing the SDGs and Accelerating Climate Action Through the Joint Crediting Mechanism(IISD SDG Knowledge Hubウェブサイト・英語)
同記事の日本語要約はこちらからご覧いただけます。