SB56ウェビナー傍聴:自主的な気候変動防止プロジェクトの文脈におけるSDGsの推進(2022年6月7日)

2022年7月21日

「自主的な気候変動防止プロジェクトの文脈におけるSDGsの推進(Advancing the Sustainable Development Goals in the context of voluntary climate protection projects)」

日時:2022年6月7日(火)
主催:Secretariat of the United Nations Framework Convention on Climate Change (UNFCCC)

本イベントでは、GHG排出の回避と炭素市場の活用を組み合わせることで、脱炭素化を推進し、SDGs達成のための追加的な利益を得ることができることが紹介された。具体的には、Wetland InternationalのFemke Tonneijck氏は、Nature based Solutionの観点から、炭素市場が湿地の保全と回復のための素晴らしい機会であると指摘した。Oeko-InstitutのLambert Schneider氏は、自主的な炭素市場の性格や特徴をナビゲートする炭素クレジット品質イニシアチブ(The Carbon Credit Quality Initiative: CCQI)について紹介した。FairTrade InternationalのJuan Pablo Solís Víquez氏は、炭素市場というクレジットだけでなく、製品のサプライチェーンや関わる人々との関係を構築するなど、透明性を高めるための取り組みを報告した。また、第6条ルールに対する自主的炭素市場の課題についても議論された。

傍聴報告はこちらからご覧いただけます。