ウェビナー傍聴:テキストから取引へ-6条ガイダンスは現場でどのように実施されるか?(2022年4月21日)

2022年5月9日

「テキストから取引へ-6条ガイダンスは現場でどのように実施されるか?(From text to trade: How is Article 6 guidance being implemented on the ground?)」

日時:2022年4月21日(木)
主催:Gold Standard Foundation

2021年11月に開催されたCOP26においてパリ協定6条のガイダンスが採択され、政府及び市場関係者が求めていた6条ルールが明確化された。一方、COP26での決定が具体的な現場の取組においてどう解釈されるかは、いまだ不明確である。本ウェビナーには炭素市場に関わる団体から4名が登壇し、6条の実施に向けて取り組んでいる関係者による準備状況及び教訓が紹介された。Perspectives Climate Groupからはホスト国のNDCを踏まえた6条方法論ツールの開発について、UNDPからは6条2項実施を促進するデジタルプラットフォーム構築や個別のホスト国に対する支援について、Swedish Energy Agencyからはスウェーデンの6条実施に向けた枠組みの開発について、South Poleからは6条実施に向けてホスト国に求められる点について、情報及び意見が口頭で発表された。質疑応答では、発表内容に関する追加質問やCOP27の論点及び今後の展望に関する質問があり、登壇者による議論が行われた。

※本ウェビナーの録画はGold Standardのウェブページから閲覧可能。

傍聴報告はこちらからご覧いただけます。