ウェビナー傍聴:自主的炭素市場グローバルダイアログ:ビジョン及びアクション・アジェンダ(発表イベント)(2021年10月27日)

2021年11月2日

「自主的炭素市場グローバルダイアログ:ビジョン及びアクション・アジェンダ(発表イベント) (Voluntary Carbon Markets Global Dialogue: Vision and Action Agenda (Launch event))」

日時:2021年10月27日(水)
主催:Voluntary Carbon Markets Global Dialogue

本ウェビナーでは、自主的炭素市場グローバルダイアログ(Voluntary Carbon Markets Global Dialogue: VCMGD)が作成したVCMの気候変動対策としての活用のあり方に関する共通のビジョンを定めた「ビジョン及びアクション・アジェンダ」について、VCMGDに参加する専門家から概要が紹介された。「ビジョン及びアクション・アジェンダ」はVCMの気候ベネフィットを最大化するための以下の6つの推奨事項から構成される。
1.政府は戦略的なVCMへの参加を促進すべきである
2.政府、企業、クレジット制度は明確かつ透明性のあるアカウンティングを促進すべきである
3.クレジット購入者及び投資家は幅広いベネフィットを持った社会変革をもたらすVCMへの投資を優先すべきである
4.VCMは先住民及び地域コミュニティの権利をエンパワーメントし、強化することができる
5.政府と民間パートナーはセクターレベル及び準国家レベルのVCM取引の構築のために協力すべきである
6.政府、企業、炭素市場の調整者は地域・国レベルのVCMダイアログを開始すべきである

※本ウェビナーで公表された報告書はVCMGDのウェブサイトから閲覧可能。

傍聴報告はこちらからご覧いただけます。